2学年 保護者

早いもので、息子が栄眞学園に入学してから1年半が過ぎました。彼が中学生の時は、私は何度も進路に悩んでいて、紆余曲折の末に思ったのは、サポートしてもらえる学校で『高校の卒業資格を取らせたい』という願いでした。小学校入学以来すっと支援学級に在籍していた彼に、学生の時にしかできない経験をして欲しくて栄眞を選び、今は、親子共々『この学校で良かったね~』とよく言っています。
入学当初、教科書を使った授業を受けたことのない彼にとって、高校の授業はとても難しく、現実逃避した頭の中はいつも楽しい空想で一杯。もちろん授業内容なんて全くわかりませんでした。でも、先生方がそんな彼を補助して下さっているのを授業参観で見たとき、とても感謝しました。そうして、少しずつ授業に参加できるようになり、毎日楽しそうに通学している彼を見ていると、本当に嬉しいです。
今年は、中学生の時から大好きだった栄翔祭の実行委員になり、生意気にも『大変なんだよ』と誇らしく言った彼。きっと栄眞での3年間は彼にとって、一生の宝物になるのですね。
そろそろ卒業後の進路を決める時期になりますが、自分で何かをやろうとする力を栄眞で身につけ始めた彼に、次のステップは自分で決めてもらおうと思っています。こんな風に私が思えるようになったのは、栄眞の先生とお隣の放課後デイサービスの先生方が勉強面・生活面で連携したサポートを彼にして下さっているおかげです。
卒業まで後半分。これから先も、彼がどんな風に成長していくのか、とても楽しみです。

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